テーブルウェア大賞 ~優しい食空間コンテスト~
テーブルウェア大賞とは
“器”と“食卓”のコンテストからなる国内随一のテーブルウェアコンテストです。
部門1(テーブルウェア・オリジナルデザイン部門)と、部門2(テーブルウェア・コーディネート部門)で構成されております。
審査員による審査により栄えある最優秀賞作品を決定いたしました。
各部門の主な受賞作品は以下の通りです。
受賞作品
部門1
テーブルウェア・オリジナルデザイン部門
大賞・経済産業大臣賞
作品名:「凛」
出品者名:白川明美
審査員長 宮田亮平コメント
淑やかな「七々子塗」の大皿の縁にシャープな朱色のラインが実に作者の拘りが美しく凛とした作品になっている。
また裏面には相反した華やかに春を告げる桜を「研ぎ出し変り塗り」の技法を使い両面の世界観の違いを表現し使い手を楽しませてくれる秀作である。
部門2
テーブルウェア・コーディネート部門
大賞・経済産業大臣賞
作品名:「運が重なる野菜の競演」
出展者名:バルス 原義二・清水敏恵
審査員長 宮田亮平コメント
器の取り合わせ、シンプルなメニュー構成など基本的にバランスが良く、空間が手作りの盆のサイズなど間の取り方がよく、襖の取手の箸置きも良かった。
全体にモノクロでシックな器の取り合わせの中に九谷の小皿がアクセントとして活きている。
花器や花の選択が良く空間としてまとまっている。
ひとつプラスの意見を加えるとすれば、ナプキンを置くことや懐紙を置くことで、よりセッティングとして完成度を上げることができるように思う。
部門紹介
部門1
テーブルウェア・オリジナルデザイン部門
食器のオリジナルデザインを対象としたコンテストです。
日々の食卓をゆたかにする、実用性、造形性はもちろん提案性溢れる作品が集います。
部門2
テーブルウェア・コーディネート部門
食卓のコーディネートを対象にしたコンテストです。
今回は「~師走を愉しむ食卓~」をテーマに一年の最終月である師走を彩る豊かな食卓を表現した、今年を締めくくる素敵なコーディネートが集います。
第30回テーブルウェア大賞審査概要
主催名
テーブルウェア・フェスティバル実行委員会、NPO法人食空間コーディネート協会
第30回 審査員
審査員長
宮田 亮平
[東京藝術大学
名誉教授]
部門1
テーブルウェア・オリジナルデザイン部門
片山 まび
[東京藝術大学 美術学部 教授]
川上 麻衣子
[俳優 / ガラスデザイナー]
三田村 有純
[東京藝術大学 名誉教授]
部門2
テーブルウェア・コーディネート部門
木村 ふみ
[食空間プロデューサー / 株式会社エデュウス代表取締役]
祖父江 加代子
[食空間コーディネート協会顧問 / インテリア・オフィス・ミュウ 代表]
行正 り香
[料理研究家 / 株式会社 REKIDS 代表]
賞構成
記念品 賞金
30万円
記念品 賞金
20万円
記念品 賞金
10万円
記念品
第29回
大賞・経済産業大臣賞
受賞者コラボレーション展示
大賞・経済産業大臣賞
受賞者コラボレーション展示
前回開催となる第29回テーブルウェア大賞にて、
オリジナルデザイン部門およびコーディネート部門において大賞・経済産業大臣賞を受賞したお二人によるコラボレーション展示を実施します。
それぞれの個性がかけ合わさった特別な展示を是非ご覧ください。
第29回 部門1
テーブルウェア・オリジナルデザイン部門
大賞・経済産業大臣賞
練込暈線輪花組皿 江沢 規予
第29回 部門2
テーブルウェア・コーディネート部門
大賞・経済産業大臣賞
春、花と器の饗宴~再会を祝う~ 日下 莉絵