ブース番号青の世界・繊細優美~三川内焼~
ミカワチヤキ ヒラドコウショウダンエモンガマ
平戸藩御用窯の創立時の陶工の一人、中里エイこと高麗媼(こうらいばば)の直系にあたる窯元です。現当主中里太陽は十八代目に当たります。天草陶石を使って、白磁に青色で描いた染付を主体に制作しています。菊花飾の細工を用いた装飾品をはじめ、蕪の絵柄を代表とする日用食品も多数制作しています。特に蕪絵の柄は平戸藩主松浦隆信公が子孫繁栄を願って蕪づくりを推奨したところから来ている、この窯に伝わる伝統的な絵柄です。