デンドロビューム(ファレノプシス系)とその仲間の、特徴は?
デンドロビューム ファレノプシス系は熱帯アジアからオーストラリアにかけての広い地域に分布する高温を好む着生蘭です。株は小型の物から1メートルにもなる大型の品種があり様々です。一般的には「デンファレ」と呼ばれ流通しています。
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デンドロビューム ファレノプシス系は熱帯アジアからオーストラリアにかけての広い地域に分布する高温を好む着生蘭です。株は小型の物から1メートルにもなる大型の品種があり様々です。一般的には「デンファレ」と呼ばれ流通しています。
品種によって違いはありますが、主に8月~10月頃に花を咲かせます。
株や葉にシワがなく、葉色が良く張りとツヤのあるものを選びます。また同じ品種内で選ぶ際は、バルブが大きく太っている・バルブの数が多い株を選ぶと、後の生長が良いです。
花やつぼみが付いている場合は、水切れや乾燥に注意します。特につぼみが開花する際には、 想像以上に水分を必要とします。植え込み材料の表面を指で触り乾いていたら、すぐにタップリと与えます。
春から秋にかけての栽培ポイント
遮光ネット(30~50%)を張った下で、屋外栽培します。(屋外栽培が出来ない場合は窓辺)年間を通じて長い時間、日が当たり、風通しの良い場所が好ましいです。
外気最低温度が15℃を超えたら屋外で栽培します。それまでは屋内の日光が良く当たる暖かい場所に置きます。秋は15℃を下回るようになったら室内に取り込みます。
植え込み材料を指で触り表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出すほどタップリと与えます。冬の寒い期間は、晴れた比較的暖かい日の午前中に与えます。根腐れの原因となりますので、鉢皿に水を溜めないように注意してください。
春、新芽が動いてきたら、規定倍率に薄めた液体肥料を1週間~10日に1回の頻度で与え、9月初旬頃まで与えます。それと並行して5~7月までは固形肥料を1ヶ月に1回の頻度で取り換えながら与えます。
葉ダニが発生しないように、風通しの良い場所に置き、乾燥に注意して栽培します。 発見した場合は専用の殺虫剤で退治します。また、ナメクジを発見した時も、新芽や新根を食べられる前に早急な駆除が必要です。
2~3年に1回、5月頃に行います。目安は、株が鉢からはみ出したり、植え込み材料が古くなり傷んできた時です。植え込み材料は、素焼き鉢に水苔、又はバークにプラスチック鉢で植えつけます。
年間を通じて少しでも長い時間、良く日光の当たる場所に置き、比較的暖かい環境を好むので、冬場は10℃以上を保てる場所で栽培を行います。冬場の水のやりすぎは根腐れの原因となりますので、しっかりと乾かしてから行います。