デンドロビューム(クールタイプ)とその仲間の、特徴は?
デンドロビュームは品種の数が多く、それぞれに自生している環境が全く異なります。「寒さに強く暑さに弱い品種」、「寒さ暑さに強い品種」など様々です。クールタイプと呼ばれる中で人気の高いものは「カスバートソニー」や「ビクトリアレギネ」などがあり共に非常に花色が鮮やかで育ててみたくなる魅力的な品種です。
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デンドロビュームは品種の数が多く、それぞれに自生している環境が全く異なります。「寒さに強く暑さに弱い品種」、「寒さ暑さに強い品種」など様々です。クールタイプと呼ばれる中で人気の高いものは「カスバートソニー」や「ビクトリアレギネ」などがあり共に非常に花色が鮮やかで育ててみたくなる魅力的な品種です。
主に冬〜初夏に咲くものが多いです。
バルブが多く太くしっかりとした株を選びます。また同じ品種内で選ぶ際は、葉の緑が鮮やかな株を選ぶと、後の生長が良いです。
花やつぼみが付いている場合は、水切れや乾燥に注意します。特につぼみが開花する際には、想像以上に水分を必要とします。植え込み材料の表面を指で触り乾ききる前にタップリと与えます。置き場所はエアコンなどの温風が直接当たる場所を避け、冬場の明け方は最低でも5℃以上を保てる場所に置きます。
春から秋にかけての栽培ポイント
60%程度の遮光を行い栽培します。年間を通じて風通しの良い環境での栽培が好ましく、夏場はできるだけ涼しい場所で栽培します。
最低でも5℃を保てる環境での管理が好ましいです。
植え込み材料の表面を指で触り、乾ききる前に鉢底から流れ出るほどタップリと与えます。 夏の暑い時期は葉水などで葉やバルブの表面温度を下げてあげるのも有効です。
4〜9月末に規定倍率に薄めた液体肥料を10日〜2週間に1度の頻度で与えます。 4〜6月末まで固形肥料を並行して与えます。
葉ダニが発生することがありますので水やりの時には葉の裏にも水がかかるように与えます。またナメクジにも注意が必要です。発見した場合は殺虫剤などで早急に駆除してください。
2〜3年に1回、4〜5月に行います。目安は植え込み材料が古くなり傷んできた時期です。水苔植えの場合は黒くなり粉状になっていれば植え替えします。水を好む品種が多いのでプラスチック鉢に水苔で植え付けます。
デンドロビューム(クールタイプ)は標高の高い場所に自生していますので、寒さには強いですが夏の暑さが苦手です。少しでも涼しい環境で夏越しできるかが重要なポイントとなります。扇風機の風を当てたり、葉水などを行い株全体の温度を下げるなど、少しでも涼しくする工夫をしてください。