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パフィオペディラム(多花性)
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パフィオペディラム(多花性)とその仲間

パフィオペディラム(多花性)

パフィオペディラム(多花性)とその仲間の、特徴は?

1本の花茎にたくさんの花が咲く原種、交配種を多花性タイプとよびます。大きな花を優雅に3輪、4輪と咲かせる姿は雄大でとても迫力があります。原種は東南アジアの赤道近くの高地(海抜500~1000m)に自生しています。

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    花の時期

    品種によって若干異なりますが、主に3月~5月頃に開花します。

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    購入時の良い株の見分け方

    葉の枚数が多いほど株が充実しているので、葉が4枚から5枚以上あるものを選びましょう。花が咲いているときに新芽が確認できる株は、生育が良く翌年も開花しやすいのでおすすめです。

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    購入後の手入れ

    花が咲いている場合、花の裏側を中心に1日数回乾く度に霧吹きを行ってください。同時に葉にも霧吹きを行います。霧吹きをしっかり行うと、花が長く観賞できるだけでなく新芽の生育がよくなります。

point

春から秋にかけての栽培ポイント

  • ●置き場所

    1月~3月 日中は明るい窓辺に置きレースのカーテン越しの日光に当てます。室内で一番長く日が当たる東南から南の窓際が最適です。夜間は株を部屋の中央へ移動させてください。暖房機の温風が株に直接当たらないように注意しましょう。 4月~6月 風通しの良い窓際に置き、レースのカーテン2枚越し程度の日光に当てます。気温が高い日は株が蒸れないように気をつけます。明け方の最低気温が15℃以上になったら屋外に出し始めます。屋外では75%くらいの遮光で管理しますが、最初の1週間は通常より弱めの日に当てて株を慣らしましょう。 7月~9月 遮光は必須で風通しのよい場所に置きます。この時期は水分を補給するために、できるだけ雨に当てます。梅雨が明けると急激に気温が上がり始め、日差しがとても強くなるので乾燥と葉焼けに注意しましょう。 10月~12月 屋外に出していた株を風通しの良い窓際に移動します。環境が急に変化するため扇風機などで空気の対流をつくると良いです。

  • ●温度

    最低温度は15℃以上が望ましいでしょう。

  • ●水やり

    夏は鉢の内部が乾ききる前に多めに水を与えてください。暑い時期は葉水などで葉の表面温度を下げてあげるのも有効です。寒い時期は晴れた日の午前中に少なめに与えてください。雨の日は水をやりません。

  • ●肥料

    真夏以外は規定倍率に薄めた液体肥料を1週間に1度の頻度で施します。固形肥料は5月中旬頃に施します。

  • ●病害虫

    軟腐病 細菌による病気で、感染すると患部が黒茶色に変色しながら腐敗します。根腐れを起こすと発生しやすく、なかなか治りにくい病気です。見つけしだい殺菌剤を散布し、扇風機の前など風通しの良い場所に置いて患部を乾かしてください。

植え替えの時期と方法

1~2年に1回、3〜4月に行います。4号鉢までは、失敗しにくい水苔と素焼き鉢の組み合わせで植え替えするのがおすすめです。素焼き鉢はとても乾きやすいため、水を多めに与えても根腐れすることなく栽培できます。

その他

多花性タイプは、株に目立った変化がなくても根腐れなどを起こしている場合があります。なるべく良く株の状態を観察しておきましょう。