マスデバリアとその仲間の、特徴は?
中南米に自生する着生蘭なので、寒さに弱く暑さに強いと思われがちですが、実際にはその逆です。この種の多くはアンデス山脈の標高2000メートル前後に自生しているため、暑さを苦手とします。しかしながら色彩が鮮やかで大変人気のある種です。
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中南米に自生する着生蘭なので、寒さに弱く暑さに強いと思われがちですが、実際にはその逆です。この種の多くはアンデス山脈の標高2000メートル前後に自生しているため、暑さを苦手とします。しかしながら色彩が鮮やかで大変人気のある種です。
不定期咲きです。
茎が多く太くしっかりとした株を選びます。また同じ品種内で選ぶ際は、葉の緑が鮮やかで大きく、ピンと張っている株を選ぶと、後の生長が良いです。
花やつぼみが付いている場合は、水切れや乾燥に注意します。特につぼみが開花する際には、想像以上に水分を必要とします。植え込み材料の表面を指で触り乾いたら、すぐにタップリと与えます。置き場所はエアコンなどの温風が直接当たる場所を避け、冬場の明け方は最低でも8℃以上を保てる場所に置きます。
春から秋にかけての栽培ポイント
60~70%程度の遮光を行い栽培します。年間を通じて風通しの良い環境での栽培が好ましく、夏場はできるだけ涼しい場所で栽培します。
最低でも8℃を保てる環境での管理が好ましいです。
植え込み材料の表面を指で触り、乾ききる前に鉢底から流れ出るほどタップリと与えます。 夏の暑い時期は葉水などで株全体の温度を下げてあげるのも有効です。
4〜6月、10〜11月に規定倍率に薄めた液体肥料を10日〜2週間に1度の頻度で与えます。暑い7〜9月は肥料を与える必要はありません。
新芽や花芽にアブラムシが発生することがあります。またナメクジにも注意が必要です。発見した場合は殺虫剤などで早急に駆除してください。
2〜3年に1回、4〜5月に行います。目安は植え込み材料が古くなり傷んできた時期です。水苔植えの場合は黒くなり粉状になっていれば植え替えします。水を好みますのでプラスチック鉢に水苔又は細かなバークで植え付けます。
マスデバリアは標高の高い場所に自生している為、暑さが苦手です。日本の寒い地方以外で栽培する場合は、いかに涼しい環境で夏越しをさせられるかがポイントで、それによりその後の株の充実度に大きな影響を与えます。
ラブリー
マスデバリア ツアカウ キャンディー
Masd. Tuakau Candy Lovely
藩世英
宮城県